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旅先で取り組むSDGs。ラグジュアリーホテルが提示する新たな旅の概念とは?

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世界最大のホテルチェーン「マリオット・インターナショナル(以下、「マリオット」)」が、コロナ禍の先を見据えた新時代の観光の形として、体験型プログラム『Good Travel with Marriott Bonvoyをスタートさせた。アジア太平洋地域に位置する同グループ15軒のホテルを舞台に、環境保全や地域コミュニティの活性化などをテーマにした各種体験プログラムを展開する。

SDGsの輪を広げるためのアイデア

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ウェスティン・デナラウアイランド・リゾート&スパ / フィジーでは、ホテルで使用しているオーガニックの果物と野菜の栽培について学べる、農場ツアーの提供も。

国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)に賛同するマリオットは、自社で設定した「Serve 360:Doing Good in Every Direction(あらゆる分野に良いビジネス)」の方針に基づき、主要なNPOと連携して、環境保全や人権保護に努めるなど、社会貢献活動をおこなってきた。2020年度のコロナ禍においても、各地域コミュニティとの関わりを絶やさず、生活必需品の寄付や、スタッフによるボランティア活動を実施

今回の体験型プログラム「Good Travel with Marriott Bonvoy」では、従業員のみならずホテルの利用客をも交え、SDGsの輪を大きく広げていく予定だ。

15軒のホテルが、社会貢献度の高いアクティビティを提供

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「JWマリオット・ムスーリー・ウォルナットグローブ・リゾート&スパ」が提供する、植林活動の様子。

同プログラムでは、「環境保全」、「地域コミュニティの活性化&連携」、「海洋保護」のいずれかに該当する体験プログラムが組まれる。

たとえばインドの「JWマリオット・ムスーリー・ウォルナットグローブ・リゾート&スパ」では、「環境保全」に関連し、浸食被害を受けている表土の保護を支援する植林活動を行う。参加者はホテルの園芸エキスパートとともに遊歩道の苗木の植樹体験ができ、それぞれ希望の苗木に名付けが可能。その後、毎年、植林の進展報告を受け取ることができる

また、インドネシア・バリ島の「Wバリ-スミニャック」では、「地域コミュニティの活性化&連携」に関連し、循環経済と食品ロスの効果的な処理方法について学ぶ機会を提供する。参加者は余剰食糧や未使用原料を使い、ホテルスタッフとともに栄養豊富な食事を準備し、食事を必要とする住民に届けるまでを体験。

日本からは「ザ・リッツ・カールトン沖縄」が同プログラムに参画。「海洋保護」に関連して、近隣海洋で起きている珊瑚の白化現象と死滅が引き起こされている実状を受け、珊瑚の生態に関するレクチャー、珊瑚の苗作り体験を提供する。

ほかにも中国や韓国、モルディブ、タイにある15軒のマリオットグループホテルで、ウミガメシェルターへのツアーや養蜂家の模擬体験、ビーチ清掃、小さな村を訪問しておこなう住民への英語レッスン等、地域と交流できるさまざまなアクティビティが用意されている。

「新プログラムの導入により、旅行が単なる休暇にとどまらず、自然環境について学びながら、お客さま、スタッフ、現地コミュニティのつながりを強められる機会へと変えていきたいと思っています」(マリオット・インターナショナル アジア太平洋地域セールス・マーケティング最高責任者 バート・ビューリング氏)

SDGsのアクションに興味はあれど、何から始めてよいかわからないという声はよく聞かれる。

滞在先での満足度の高いアクティビティ体験を通して、旅行以上の価値を得る──。旅に関しての価値観も大きく変容していると言える今、マリオット・インターナショナルが提供する本プログラムは、ポストコロナのホテル選びの新たなスタンダードになるかもしれない。

マリオット・インターナショナル
Good Travel with Marriott Bonvoy
http://www.marriottbonvoyasia.com/goodtravel

写真提供:マリオット・インターナショナル

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多田亜矢子
編集&ライター。2006年、マガジンハウスに入社。雑誌『Hanako』『GINZA』編集部に勤務し、ビューティ、ファッション、グルメなどを担当。現在はフリーランスとして「Hanako.tokyo」や「FUDGE.jp」などで活動中。

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