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吸水ショーツの選び方は「会社の理念に賛同できるか」も重要。Femtech Fes!レポート

Femtech Fes!会場

テクノロジーで女性の健康問題を解決するフェムテック製品が、一気に注目を集めた2020年。現在、「フェムテック」という言葉自体も定着しつつあり、製品のバリエーションも飛躍的に拡大。「生理用吸水ショーツ」(以下、吸水ショーツ)もそのひとつで、愛用者が増加している。

そこで、2021年5月20日(木)〜24日(月)に行われた吸水ショーツの展示会「Femtech Fes!」より、吸水ショーツの魅力や注目のブランドを紹介。また、フェムテック専門ストアや企業支援などを手掛けるfermata(フェルマータ)のCCO・中村寛子さんに吸水ショーツの選び方を聞いた。

生理の不快さが軽減する、高機能な吸水ショーツ

カナダの「Aisle」の「Hipster-ミディアムライズ」

「Femtech Fes!」で初登場した、カナダの「Aisle」の「Hipster-ミディアムライズ」(6,490円)。付属のブースターをセットすると、吸水量が2倍に。

吸水ショーツとは、履くだけで生理期間が過ごせるアンダーウェア。クロッチ部分は吸水布・撥水布がレイヤーになっていたり、吸水力の高い布製のパッドがセットできたりと、ブランドそれぞれに特徴が異なる。

「EMILY WEEK」の「Organic Cotton Eco サニタリーショーツ for RESET」

「EMILY WEEK」の「Organic Cotton Eco サニタリーショーツ for RESET」(5,390円)のクロッチ部分。2層目の白色布は、抗菌防臭&裏側透湿防水加工済みの吸水布。

個人的に、吸水ショーツで生理期間を乗り切れるのか?という先入観があった。しかし、「Femtech Fes!」で製品に触れ、実際に吸水ショーツを使用してその考えは一変した。

例えば、吸水ショーツ初心者は、生理開始3、4目から使用するのも一案。実際に経験してみると、今まで使用していたナプキンやパンティライナーが減らせただけでなく、とにかく精神的に“楽”だった。

また、生理予測日付近に吸水ショーツを履いておくのもいい。慌ててコンビニエンスストアでナプキンを購入した……という経験がある人は、ぜひ試してほしい。このように、使い方を柔軟にするとハードルが下がり、吸水ショーツが身近に感じられるだろう。

吸水ショーツを選ぶときのポイントは?

hogana

「Hogara」のブース。「ラナンキュラス」「ネモフィラ」など花の名が付いたカラフルな吸水ショーツが目を引く。

吸水ショーツは、購入する時にどんなシーンで使いたいかをよく検討するのが賢明だ。そこで、購入時に重視したいポイントと各ブランドの特徴を併せて紹介する。

1 吸水力、漏れにくさで選ぶ

吸水ショーツだけで生理期間を過ごしたいという人は、最大吸水量や伝え漏れのしにくさで選ぼう。日本「BÉ-A(ベア)」の「ベア シグネチャー ショーツ」(7,590円)は5層のテクノロジー構造で、約120mlの吸水に対応。韓国「EVE」の「オーガニック生理用ショーツ」(4,480円)はヒップ部分に高防水の「シンパテックス」を使用、伝え漏れの不安を軽減している。日本「Period.」の「Boxer」(7,150円)は最大30mlの吸水力と、お尻をすっぽりと覆うデザインで経血が漏れにくい。

2 デザイン性で選ぶ

普段の下着と変わらないデザイン、カラーを選びたいという人には、Tバッグスタイルのアメリカ「PROOF」「ソングタイプ」(3,780円)や、鮮やかなカラーリングが魅力の日本「Hogara」の「オーガニックコットン吸水型ショーツスリム」(4,290円)がおすすめ。

3 価格で選ぶ

初心者だからお試しで購入したい、生理期間が長いので何枚も揃えたい。価格が手頃な日本「GU」の「トリプルガードショーツ」(1,490円)を。

4 肌触り・かぶれにくさで選ぶ

敏感な肌の人は肌に優しい素材を選ぼう。カナダ「Aisle(アイル)」の「Hipster-ミディアムライズ」(6,490円)や、日本「EMILY WEEK」の「Organic Cotton Eco サニタリーショーツ for RESET」(5,390円)は、オーガニックコットンならでは優しい風合いとゆったりとした履き心地が支持されている。オーストラリア「modibodi」の「ボーイレッグショーツ-シームレス」(3,850円)は、クロッチ部分が薄さ3㎜と極薄。通気性が抜群で、むれにくく、かぶれにくい。

5 小・中学生用もある

初潮を迎えたばかりの小・中学生は吸水ショーツとの相性がいいのだとか。ジュニア世代には、身長140cm相当のサイズから展開する日本「Girls Leap」の「ベーシックショーツ」(3,900円)が最適。

girlsleap

「Girls Leap」のブース。小学生以上を想定したGirl(ヒップ76-83cm)と、中学生以上を想定したjunior(82-88cm)サイズを展開(対象年齢は目安)。

会社の理念に賛同できるかも重要

bea

「BÉ-A(ベア)」「ベア シグネチャー ショーツ」(手前)のクロッチ部分は、取り外し可能。洗濯のしやすさへも配慮されている。

吸水ショーツの特徴を挙げてきたが、どのブランドのどの製品を選べばいいかわからないという人も多いはず。そこで、fermataの中村氏に話を聞いた。

「サイズも大切です。クロッチ部分の脇から経血が漏れないよう、ぴったりフィットするものを選んでください。日本製は、普段のご自身のサイズを選んでOK。海外ブランドの場合は、1〜2サイズ小さめを選ぶといいと思います」とのこと。また、普段ナプキンで肌がかぶれてしまう人は、刺激の少ない素材を選ぶのが得策とも。さらに、中村さんはこう続ける。

サイズや素材、吸水量に加えて、会社の理念に賛同できるかも重要だと思います。例えば、「Proof.」は『安心できる下着とアパレルで、すべての女性に自信をもってもらうこと』が目標ですし、「BÉ-A(ベア)」は『“使い捨て生理用品がいらない生活”を提案すること』を課題としています。

どのメーカーさんも女性の明るい未来のため、素晴らしい信念やビジョンを持っています。いいな、応援したいな、という気持ちで選ぶのもひとつの選択方法ではないでしょうか」

このトピックと関わりのあるSDGsゴールは?

撮影・取材・文/石上直美 、画像提供/Femtech Fes!

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