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Women’s Well-being Updates 2021

大切なのは受け入れること、自ら選び取ること/Women's Well-being Updates 2021を終えて

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MASHING UPでは、働く女性の心と体のウェルビーイングを探求するオンラインカンファレンス「Women's Well-being Updates 2021」を開催(2021年6月26日)。起業家、専門家や多方面で活躍するタレントなど多彩なスピーカー陣を迎え、フェムテックやメンタルイシュー、キャリアの課題などさまざまな切り口から、今この不安定な時代に必要なウェルビーイングについて取り上げた。8つのトーク&セッションを通して感じたことを、MASHING UP編集長の遠藤祐子が振り返る。

パンデミックのおかげで、環境も考え方も、働き方だって変わった。だったら、私たちにとっての、女性にとってのWell-beingはそろそろアップデートされているべきではないか? そんな考えからうまれたカンファレンスだった。

総じて強調されていたのは「主体的に生きること=自分で選択すること」であったように思う。また「自分との対話を大切にすることや自分を受け入れること、柔軟であること」の必要性も多く提案されていた。自分の手のなかに、主体性を取り戻すこと。

選択や決断に意識的であること

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オープニングトークに登壇した、国木田彩良。

例えば、オープニングを飾ったモデル・起業家の国木田彩良によれば「レジリエンスとは自分の強さも弱さも受け入れた先に生まれてくるもの」。自身が困難を克服した体験をもとに語るその言葉にはくっきりとした強さがあった。

コスモポリタンとして生まれ、多様な場面において主体的な選択をし続けてきたひとだからこその強さとしなやかさが、彼女の言葉をかたちづくっている。

しなやかに選びとる。折れない働き方、やわらかな人生」に登壇したのは、起業家の合田文と申真衣だ。それぞれの視点から語られるジェンダーギャップの問題や次世代に残したい価値についてのディスカッションは、頷きながら聞く人も多く、知的で小気味良い内容だった。

終盤では、「誰もが好きなものを好きと言える社会を目指していきたいし、柔軟さこそが強さだ」という結論に帰結し、ポジティブなメッセージを発信。また「何を考えてそう決めたのか」をメモしているという申の言葉も印象に残った。そう、選択や決断に意識的であることこそが、主体性のスタート地点である。

幸福度を上げるキーは主体性

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公認心理士の小高千枝は、専門的な知見からウェルビーイングについて語った。

いわゆるインポスター症候群を扱った「『私なんて』って言いがちな人のための、自分の心とのつきあい方」では、カウンセラーの小高千枝と起業家のはしかよこが、多くの人が抱える自己肯定感の低さの問題や、罪悪感との向き合い方について考えを深めた。

悩みに没入することなく、俯瞰的、客観的に(メタ認知的に)自分を見、主体性を持って生きることが幸福度を上げるキーだという。

RIKACOのスペシャルトークでは、彼女が考える「心地よい」ライフスタイルについて、リラックスしたムードで話を聞くことができた。

自分が心地よいことの先に、環境への配慮や、社会貢献が地続きになっている彼女のライフスタイルは「これぞWELL」と言いたくなる、魅力に溢れたもの。感化された人も多いだろう。彼女が主体的に作り上げた心地よいライフスタイルであり、全て彼女自身が選び、作り出したものだ。

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より良い組織を作るため、個人が実践できるTIPSについてさまざまな意見が交わされたラストセッション。

アクセンチュアとユニリーバからスピーカーを迎えた最後のセッションでは、組織カルチャーのポジティブな変化が多く語られた。「これからは会社員の時代!」というフレーズも飛び出し、社会も組織も前に進んでいると感じられた。

このように、個人のマインドセットも社会環境もアップデートされ、私たち自身がよりよい状態、快適な環境を選択しやすくなっていけばいいと思う。柔軟であれることが、強さにつながるのかもしれない。それぞれが自分の個性を発揮しやすくて、まわりもそれを認められる環境が多くあるといい。

折れても、しなって戻ってこられる自分でいられたらいいし、折れても戻ってこられる組織や社会であればなおいい。

女性にとってのWell-beingを考えるカンファレンスだったので、自ずと女性スピーカーが多かった今回。彼女らの魅力と知性とタフネスがぎゅっと詰まった内容になった。

発せられた言葉は、常に聞き手を得てはじめて完成する。カンファレンスを視聴してくださったみなさんが考えるWell-beingが、それぞれの手元でアップデートされ、人生をポジティブに生きるヒントとなることを願っている。

文・遠藤祐子(MASHING UP編集長)/撮影・中山実華

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