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自分らしいストーリーを発信する女性を応援。Spotifyがポッドキャストクリエイター支援プログラム「Sound Up」を始動

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Image via GettyImages

誰でも簡単に配信でき、場所を選ばずに気軽に楽しめる点、そして声だけの濃密なコミュニケーションとバラエティ豊かなコンテンツが、盛り上がりを高めている、ポッドキャスト。コミュニケーションが希薄になりやすいコロナ禍で、利用を始めたという方も多いのではないだろうか。

今回、ポッドキャストや音声メディアにさらに注力していくことを発表したのは、世界で3億5600万人以上のユーザーが利用する、オーディオストリーミングサービス「Spotify」。2021年6月29日、次世代を担うポッドキャストクリエイターを育成するプログラム「Sound Up」の日本上陸を発表し、同日より参加者の募集を開始した

自分らしく生きる女性クリエイターの支援」をテーマに掲げ、Sound Upを始動させるSpotifyの狙い、そしてプログラムを通して実現を目指す未来像を、音声コンテンツ事業統括の西ちえこさんに聞いた。

エントリーは7月25日まで。ポッドキャスト番組の企画・制作・配信までトータルでサポート

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インターネットとデバイスさえあれば手軽に始められるため、音声クリエイターになるハードルは低い。是非チャレンジしてほしい、と西さん。

画像提供:Spotify

Sound Upは、さまざまな課題に直面するコミュニティや、社会的マイノリティの人々の声をポッドキャストを通じて発信し、社会における多様性をより推進する目的で2018年に始まった。すでにこれまでに、イギリスやドイツなど8カ国で実施され、プログラム参加者たちはポッドキャストに関するノウハウを習得してきた。参加者がパイロット版を作成した番組の中には、その後人気番組となった例も生まれている。

今回の日本版では、自身の考えやストーリーを音声で発信したい10名の女性たちに、ポッドキャスト番組を企画・制作・配信するノウハウを提供し、自分らしく生きたいという彼女らの思いを後押ししていく。これにより、独創的なポッドキャスト番組を生み出すクリエイターを輩出し、国内における音声コンテンツの多様化と、市場の活性化を促進するという狙いがある

プログラムのファシリテーターには、それぞれ人気ポッドキャスト番組『味な副音声〜voice of food〜』と『歴史を面白く学ぶコテンラジオ』のパーソナリティーを務める平野紗季子さんと、樋口聖典さんの就任が決定。「音声コンテンツを通したコミュニケーションに少しでも興味がある方は、難しく考えずにどなたでもチャレンジしていただきたい」と、西さん。

ジェンダーギャップの解消にも貢献

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Image via GettyImages

日本で実施されるSound Upの参加対象者が女性に選ばれた背景には、2021年度の世界経済フォーラムが発表したジェンダーギャップ指数120位という数字が示しているように、社会的課題であるジェンダー不平等、そして女性のポッドキャストクリエイターの不足があったという。

「Sound Upでフォーカスするコミュニティをリサーチし始めた時に、音声の世界でも女性の活躍事例がなかなか見つからないことに気づきました。例えばポッドキャスト番組の中でも、男性と女性の2人で運営されているものはあるけれど、女性がサポート的な役割に周ることが多いなど、女性の視点が前面に出ている番組が非常に少ないのです。この現状を変えたいと感じたのがSound Upのスタート地点です」(西さん)

Sound Up参加者が制作する番組のテーマに、制限はない。

「私たちの想像を超えるコンテンツが生まれてくるのが楽しみです。ファッショントレンドなども女性から生まれることが多いので、Sound Upが音声コンテンツにおける新たなトレンドや、ムーブメントが生まれるきっかけになれば嬉しいです」(西さん)

手の届くところに情報がある社会を作りたい

今回のSound Upのテーマにある「自分らしさ」について、西さんは次のように語った。

「自分らしさは人の数だけ存在する。伝統的な価値観も、革新的な価値観も否定されるべきじゃないし、それぞれの生き方が肯定され、誰もが気持ちよく生きていける社会になればいいなという願いを込めています

Spotifyが企業理念として掲げている「人間のクリエイティビティを解き放つ」ことの根源には、一人ひとりが心地よく生きられる社会を実現することがあるのだと思います。誰にとっても必要とする情報が手の届くところにあるというのは大切なことだと思うので、ポッドキャストが普及することで、情報の格差による無意識のバイアスのようなものが減るとよいと思います」(西さん)

音声メディアという立場から、日々声の上げづらさを感じているコミュニティをエンパワメントするために始動した、Sound Up。個性豊かなポッドキャストクリエイターが誕生することによって、多くの人が励まされ、刺激を受け、ひいては、それが社会における多様性の醸成につながればよい。興味がある人は、ぜひ参加してみて欲しい。

Spotify Sound UPプログラム

Sound UP公式Webサイト:https://soundupjapan2021.splashthat.com/
応募締切:2021年7月25日

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MASHING UP編集部
MASHING UP=インクルーシブな未来を拓く、メディア&コミュニティ。イベントやメディアを通じ、性別、業種、世代、国籍を超え多彩な人々と対話を深め、これからの社会や組織のかたち、未来のビジネスを考えていきます。

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