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自分の強さを誰かのために。金メダリストたちの「もうひとつのストーリー」

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トーマス・デーリー選手

東京2020オリンピックで2つのメダルを獲得したトーマス・デーリー選手。クィア(性的少数者)であることを公表し、クィアコミュニティのインクルーシブネス推進に努める。

「大会でひどく緊張していた僕に父はこう言ったんだ。“人を気にせず自分を貫け”。他人の意見に翻弄されず、自分らしく生きることを父に教わった」

10メートルの高さから水中に飛び込み、入水時には1トンともいわれる衝撃を受ける「飛込」。東京2020オリンピックで2つのメダルを獲得し、クィア(性的少数者)であることを公表していることや、待機中に編み物をする姿が話題を集めた英国のトーマス・デーリー選手は、P&Gが制作した動画Good is Goldのなかでこう述べている。

少年時代、自分の「異質さ」に悩んだというデーリー選手を勇気づけたのは、クィアである自分を受け入れ、愛をもって導いてくれた両親だった。ともに2012年のロンドン2012オリンピックを目指した父親は、息子の活躍を見ることなく2011年に亡くなった。2013年にカミングアウトを決意したのは、父の教えがあったから。「自分を偽らずに正直でいると、人の心を動かすことができる」——。今後も異質であることに悩む人のために、クィアのアスリートとして社会へ貢献したいとデーリー選手は語る。

Good is Gold」は、アリソン・フェリックス選手(米国、陸上競技)、ゼイナ・ナサール選手(ドイツ、ボクシング)、スカウト・バセット選手(米国、パラリンピック陸上競技)、そしてデーリー選手のもうひとつの挑戦——アスリートとしての活動だけでなく、地域社会のために立ち上がり、支援や助けが必要な人々に手を差し伸べる姿に光を当てたドキュメンタリーだ。

P&Gが10年以上にわたって取り組むアスリート支援、そして「Good is Gold」に込められたメッセージについて、P&Gジャパン東京2020オリンピック・パラリンピック ブランドディレクターの秋山史門さんに話を聞いた。

偏見や不平等に立ち向かうアスリートを捉えたドキュメンタリー動画「Good is Gold」

P&Gジャパン 東京2020オリンピック・パラリンピック ブランドディレクターの秋山史門さん。

P&Gジャパン 東京2020オリンピック・パラリンピック ブランドディレクターの秋山史門さん。

過去最多となる180人以上の性的マイノリティ(LGBTQ+)を公表する選手が参加するなど、「多様性と調和」の理念が脚光を浴びた東京2020オリンピック。「誰もが生きやすい社会という理想が掲げられた本大会だからこそ、選手が競技外で行う社会貢献活動に注目する意義は大きい」と秋山さんは話す。

「世界中の人々の暮らしをよりよくしていく」というP&Gの企業理念は、「スポーツを通じてよりよい世界を構築する」というオリンピック精神と相通じるものがある。2010年にIOCと「TOP(The Olympic Partner)プログラム」の契約を締結したP&Gは、晴れ舞台を目指し懸命な努力を重ねるアスリートとその家族への支援を開始。そして、自分を貫く強さを手に入れたアスリートたちが、今度は自分以外の誰かのために、新たな一歩を踏み出す姿を見つめてきた。

知られざる黒人女性の妊娠・出産リスク

アリソン・フェリックス選手

東京2020オリンピックにも出場した、陸上競技のアリソン・フェリックス選手。黒人女性が抱える出産時のリスクについて発信し続けている。

Good is Gold」に登場するアリソン・フェリックス選手は、オリンピック3大会で6個の金メダルを獲得したレジェンドだ。2018年11月に女児を出産し、母として東京2020大会に参加した。

動画は、「私は積極的に発言するタイプじゃなかった」というフェリックス選手の言葉から始まる。妊娠中、定期検診で重度の妊娠高血圧腎症と診断され、黒人女性が抱える妊娠・出産リスクを初めて知った。黒人女性は白人女性と比較すると、出産時の合併症や死亡の確率が4倍も高い。しかし、その問題は驚くほど世に知られていなかった。

私には世間に訴える場がある。私が勇気を出して、この問題を伝えなければ——。集中治療室で闘う娘の姿を見て、「私の中で何かが変わった」とフェリックス選手は語る。

フェリックス選手は自身のつらい経験から、黒人女性のリスクへの関心を高める活動を。そしてデーリー選手は、カミングアウトやパートナーとの結婚、子育てといった自身の生き方を通して、クィア(性的少数者)コミュニティのインクルーシブネス推進に努めている。

また、ドイツのゼイナ・ナサール選手は、宗教上の理由でスカーフを頭にまとう女性のために、「頭を出さないと公式の試合に出られない」というボクシング界の慣習を打破。目標を持って進むことの大切さを少年少女たちに伝えている。

ドイツのゼイナ・ナサール選手

ドイツのゼイナ・ナサール選手。母親から「自己決定の大切さ」を、ボクシングからは行動することの大切さを学んだと語る。

東京2020パラリンピック陸上競技米国代表のスカウト・バセット選手は、幼いころ火事に巻き込まれて右足を失ったが、競技用の義足を得てトラックに立ったとき「今まで味わったことのない自由や無限の可能性を感じた」と語った。自分に期待をかけて育ててくれたコーチのように、障害のある子供たちへ「あなたが輝く日はきっと訪れる」と指導を通して呼びかける。

パラ陸上競技米国代表のスカウト・バセット選手

東京2020パラリンピック陸上競技米国代表のスカウト・バセット選手。自分を信じてくれるコーチの存在が彼女を変えたという。

「『Good is Gold』は、偏見や不平等と闘うために行動を起こした、4人のオリンピックとパラリンピックの出場選手と候補選手の実話を描いたものです。

東京2020オリンピック・パラリンピックは閉幕しましたが、アスリートとしてだけではなく、競技外でもさまざまな形で活躍している選手がたくさんいます。ぜひこの機会に、アスリートたちが愛をもって平等な世界の実現のために取り組んでいる活動に注目してほしい。この動画で彼らの思いが少しでも伝わり、人々に前向きな変化や勇気が生まれたら、こんなに嬉しいことはありません」(秋山さん)

かつて家族やコーチが自分のためにしてくれたことを、若いアスリートや子供達に返したいという思いが、彼らを動かしている。影響力のあるアスリートたちが社会的な問題に言及することは、社会における理解の促進という部分で、大きな意味を持つことだろう。

「お互いを理解し、個性を活かし合う」姿勢がインクルーシブな未来を創る

P&Gが目指す「平等な世界」への施策を語る秋山さん。

P&Gが目指す「平等な世界」への施策を語る秋山さん。

「Good is Gold」動画の根底には、P&Gが東京2020オリンピック・パラリンピックから新たに取り組む「Lead with Love」というメッセージがある。

私たちひとりひとりが、お互いへの思いやりや愛を行動に移すことができれば、世界はもっとよくなる。『Lead with Love』には、そんな想いが込められています」(秋山さん)

「すべての人にとって、よりよい世界」とは何なのか。そう考えたとき、P&Gが導き出したひとつの答えが、「平等な世界」という目標だった。1992年から経営戦略の一環としてインクルージョン(受容と活用)を掲げてきたが、2021年からは「イクオリティ&インクルージョン(平等な機会とインクルーシブな世界の実現)」として、その概念をさらに進化させていくと秋山さんは語る。

「これまでも自社および社外に向けての取り組みとして、管理職向けに独自開発した『インクルージョン研修プログラム』を無償提供し、700社以上にノウハウを提供してきました。私たちが目指すのは、多様な社員が等しく機会を手にし、自分らしさを大切にしながら活躍できる組織です。ジェンダー平等、LGBTQ+の社員、障がいのある社員に向けての取り組みも、一層充実させていきたい。今年5月からはLGBTQ+への理解者・支援者である『アライ』の輪を広げるために、独自の『アライ育成研修』を開発し、希望される企業・団体への提供を開始しています」(秋山さん)

まずは一人ひとりが「お互いを分かりあう」という意識や姿勢を持つこと。相手の違いを認め、自分の違いを認めてもらうことが、インクルーシブな未来の実現に繋がっていくのではないか、と秋山さん。

お互いの違いがもたらすものは、分断ではなく大きな力のはずだ。人間の善なる輝きを捉えた「Good is Gold」から、行動するアスリートを支えるP&Gの強いメッセージが伝わってきた。

ドキュメンタリー動画"Good is Gold"の試聴はこちらから

本記事で紹介したドキュメンタリー動画"Good is Gold"はP&G公式Youtubeチャンネルにて公開中だ。

●トーマス・デーリー選手

トーマス・デーリー選手

※クリックするとP&G公式Youtubeチャンネルに飛びます。

●アリソン・フェリックス選手

アリソン・フェリックス選手

※クリックするとP&G公式Youtubeチャンネルに飛びます。

●ゼイナ・ナサール選手

ゼイナ・ナサール選手

※クリックするとP&G公式Youtubeチャンネルに飛びます。

●スカウト・バセット選手

スカウト・バセット選手

※クリックするとP&G公式Youtubeチャンネルに飛びます。

※ P&Gは、2010年7月、国際オリンピック委員会(IOC)と「TOP(The Olympic Partner)プログラム」の契約を締結し、2018年8月より、IOCとのTOPパートナー契約に加え、東京2020との間で「東京2020パラリンピックゴールドパートナー(契約カテゴリー:パーソナルケア及びハウスホールドケア製品)」の契約を締結しました。また、2020年7月、国際オリンピック委員会(IOC)とのオリンピックのワールドワイドパートナーシップを2028年まで延長し、さらに国際パラリンピック委員会(IPC)と2021年以降のワールドワイドパラリンピックパートナーに関して同意しました。

文/田邉愛理、画像提供/P&G

P&Gジャパン(合同会社)

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