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大規模修繕工事の担当として。大きな責任を伴う業務の中で培った「先を見る力」

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大和ライフネクストのマンション西日本技術サービス工事部 関西工事企画二課で、工事提案の作成や大規模修繕工事におけるコンサルティング業務を担う水野彩加さん。お客様、そして一緒に働く仲間のために、常に謙虚な姿勢で仕事に取り組む水野さんの“内なる想い”に迫る。

水野 彩加(みずの・あやか)
2018年に大和ライフネクストに新卒で入社。建築施設管理課を経て、2021年4月より工事企画課に配属となる。現在は、マンションの機能・景観維持のための計画修繕工事、資産価値向上のためのバリューアップ工事などの工事提案・工程管理、そして大規模修繕工事におけるコンサルティング業務などを担当している。

「居住空間」への興味から、不動産管理の世界へ

2018年4月に新卒で大和ライフネクストに入社し、現在はマンション西日本技術サービス工事部 関西工事企画二課に所属する水野さん。不動産の世界に興味を持ったのは、あるテレビ番組がきっかけだった。

「小さいころに人気だったテレビ番組で、古くなった建物が見違えるようにすてきにリフォームされていく様子を見て、快適で豊かな住環境を生み出すことに魅力を感じるようになりました。大学では土木系の学科に進学し、より広い視野で人々の豊かな暮らしを追求したいと思い『街づくり』について勉強しました。
その後は大学院に進学し、街の人口減少などの問題にも深く関わる『空き家』について研究を行いました。どういった場所に空き家ができるのか、空き家の活用方法や、そもそも空き家ができないようにするためにはどうすればよいのかなどを、いろんなデータを用いて分析し、論文にまとめました。
こうやってあらためて振り返ると、私たちが管理するマンションにも空き家問題はありますし、今の仕事につなげて考えられる部分もあるかもしれません」(水野さん)

そう語る水野さんが不動産管理業界のことを認識したのは、就職活動のタイミングが初めてだったと語る。

「当時、私は『どうしてもこれがやりたい!』ということがなかったので、あまり絞らずたくさんの会社を見ていく中で、大和ライフネクストと出会いました。建物の管理にとどまらず、幅広い事業に先進的に取り組んでおり、直感的におもしろそうだなと思ったのが興味を持ったきっかけです。最終的な入社の決め手は面接でした。採用のスタンスが少し独特で、他の会社よりもすごく前のめりに私のことを知ろうとしてくれる。自分の素が出せた面接は、大和ライフネクストだけでした」(水野さん)

お客様と一緒に一つのゴールをめざす楽しさ

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大規模修繕工事のコンサルティング業務を担う水野さん。お客様は、マンションを住み良い環境にしていくためのパートナーでもあると語る。

画像提供:大和ライフネクスト

水野さんは「工事企画課」に所属し、主にマンションの機能・景観維持のための計画修繕工事、資産価値向上のためのバリューアップ工事などの工事提案・工程管理、そして大規模修繕工事におけるコンサルティング業務などを担当している。

「いずれの業務も大きな責任が伴う重要なものばかりですが、なかでも『大規模修繕工事のコンサルティング業務』は私がもっとも好きな仕事です。これは、私たちのお客様である管理組合が、マンションにおける最大のイベント『大規模修繕工事』を迎える際に、管理会社としてプロの目線からコンサルティングを行うものです。
お客様と何度も協議を重ね、要望を一つひとつ聞きながらそのマンションにもっとも適した施工範囲や仕様を決め、施工会社を選定していくのですが、私はこの仕事を通じて『管理会社のあるべき姿』が見えたと思っています。 お客様の目線に立ち、お客様にとって一番良いものになるよう、大規模修繕工事の土台を一緒につくり上げていく……。私たちマンション管理会社は、長い期間にわたってお客様の生活に寄り添うことが仕事です。提供会社と顧客の関係性ではありますが、同時にマンションを住み良い環境にしていくためのパートナーであるべきだということに、あらためて気づきました」(水野さん)

また、コンサルティングの業務は、仕事の楽しさを見いだすきっかけにもなったのだとか。

「私がコンサルティングをしていたお客様で、『水野さんは、私たちのためにいろいろ考えてくれて、本当に一生懸命やってくれているよ』というお褒めのお言葉を、別の担当者に伝えてくださっていたことがありました。

私はその言葉を聞いて、この仕事の本当の楽しさに気がついたんです。一般的な、お客様と管理会社の関係以上の何かを築けたような感覚でした。

コンサルティング以外の仕事、たとえば日々の工事提案においても、工事を売る側と売られる側ではありますが、常に『お客様に寄り添うパートナー』であろうとする意識が大切なんだと思います」(水野さん)

自分の頑張りを認めてくれる環境に支えられて

お客様と密にコミュニケーションをとっている「リビングコーディネーター」と連携をとり、関係性を築くことがプロジェクトの成功とお客様の利益につながる。

画像提供:大和ライフネクスト

現在入社6年目を迎える水野さんだが、一時は仕事のやりがいを見失いそうになった時期もあったと振り返る。

「入社してすぐに配属された建築施設管理課では、マンションの日常点検で上がってくる不具合の改修工事を担当していました。たとえば、共用部分の電気が一つだけ切れているといったことも改修工事に含まれます。当時は経験も浅かったので業務の全体を俯瞰して見ることができず、目の前の工事ばかりに気を取られてしまい、自分の存在意義に自信が持てないまま日々の業務に奔走していました」(水野さん)

ところが、ある出来事をきっかけに水野さんの意識は変わっていく。

「工事企画課にとって、仕事上でもっとも重要なパートナーは、お客様とのやりとりの窓口となるマンションのフロント担当。当社でいう『リビングコーディネーター』だと私は思っています。お客様と普段から密にコミュニケーションをとっていて、それぞれのマンション特有の事情を把握しているリビングコーディネーターと連携しなければ、どんな提案もなかなかうまくいきません。そしてあるとき、私の上司が、当時私が所属していた支店のリビングコーディネーター全員に、一通のメールを送っていました」(水野さん)

『水野さんは本当によく頑張っています。工事の見積もりは誰よりも一番多く作っているし、工事の現場にも誰よりも朝早くから立ち会っています』

「私はこのやりとりを見て、自分の存在がきちんと会社の、そしてリビングコーディネーターの先にいるお客様の役に立てていたんだと、強く実感することができました」(水野さん)

この経験を通じて、水野さんにはあるモットーができたと言う。

「私が常に意識していること、それは『頼まれたことは基本的に断らない』ことです。お客様に対してもそうですが、とくに社内のことに関しては、これを徹底しようと思っています。持ちつ持たれつ、という言葉がありますが、私たちとリビングコーディネーターはまさにその通りです。お互いがお互いをカバーし合うことで、結果的にお客様の利益につながっていくと確信しています」(水野さん)

コツコツやり続けることで、この仕事を「極めたい」

2023年度からは支店の工事に関わる業績を管理している水野さん。お客様の立場に寄り添った工事提案やコンサルティングを、より精度高くできるようになりたいと語る。

画像提供:大和ライフネクスト

2023年4月より担当支店の「数字責任者」を担うことになった水野さんは、自身の役割について次のように語る。

「その名前の通り支店の工事に関わる業績を管理する立場です。工事という商品は提案してから竣工・納品までに非常に長い期間を要するので、これまで以上に先を見通す能力が求められていると感じています今年で入社6年目になりますが、自分の動き方次第で業績が変わるということをまさに今、実感してきていて、これまで以上に責任感を持ってやらなければいけないと、身が引き締まる思いです。
数字の裏には必ず意味があって、お客様と真摯に向き合ってきた結果の積み重ねがここに表れると思っています。今まであまり見えていなかった部分ではありますが、期待に応えられるよう成長していきたいと思います」(水野さん)

最後に、自分自身を「コツコツ型」「安定志向」であると分析する水野さんに、これからの目標を伺った。

「まずは、今与えられている仕事で着実に経験を積み、この業務を極めていきたいと考えています。自分がうまく回すことで、リビングコーディネーターなどの仲間たちが助かることにつながればいいなと思います。また、業務に関する知識を身につけていくことで、お客様の立場に寄り添った工事提案やコンサルティングを、より精度高くできるようになりたいです」(水野さん)

謙虚に、そして着実に工事企画担当としてステップアップをし続ける水野さん。彼女の真摯な働き方は、これからもお客様と仲間たちの安心につながっていくだろう。

※ 記載内容は2023年6月時点のものです。

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画像提供/大和ライフネクスト

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